2024.03.17

【イベントレポート】3/17(みんなで考えるSDGsの日)星付き料理人×園児が和食文化の継承危機を救う!?『1日限定!こども料亭』を実施!~タイパ重視時代にあう和食でおうちの方をおもてなし~

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プレミアムウォーター株式会社は、星付き料理人×園児による、両親へのおもてなし和食創作イベントとして「1日限定!こども料亭」を2024年3月17日(日)に富久ソラのこども園ちいさなうちゅうにて実施いたしました。

<実施背景>

数年前から、共働き世帯の増加に伴い、若い世代の「和食」文化離れが度々話題に上がっています。そこで20〜60代のお子さまがいる全国の男女725名にアンケート調査を行った結果、子どもたちに最も食べさせたい料理のジャンルは、30代以上は6〜7割が「和食」を選ぶ中、20代は48.1%にとどまっており、若い世代ほど和食を重視しない傾向が浮き彫りとなりました。
また料理を作る際に重要視することは、1位「料理のおいしさ」に続き、「料理の簡単さ」「手軽さ、家事負担の軽減」「時短」が上位を占め、全年代で、タイパが重視される傾向が見られました。
本イベントでは、星付き料理人のお力をお借りすることで、日本が世界に誇る和食文化の大切さを伝えながら、現代に合う【時短で簡単にできる本格和食料理】もご紹介することで、若い世代への和食文化の継承に貢献してきたいと考え、実施いたしました。

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<『1日限定!こども料亭』詳細>

本イベントでは和食文化継承に繋がるさまざまなプログラムを実施いたしました。
当日、子どもたちには招待状とご挨拶で両親をお出迎えしていただき、さらに星付き料理人である「西麻布 大竹」の大竹達也氏が考案した「一汁三菜」のレシピをもとに両親への感謝の気持ちをこめて和食料理を振る舞っていただきました。
また、会場には和紙に印刷された「お品書き」や和柄の折り紙でつくった「箸置き」等をご用意し、参加者の皆さんに料亭の雰囲気を楽しんでいただきました。
そのほか、大竹氏によるいわし捌きの披露や参加者の方から大竹氏への質問コーナー等をおこない、イベントは大盛り上がりでした。


<イベント内容>

■子どもたちからのご挨拶
イベントでは、子どもたちが板前の格好に身を包み、大竹氏の合図にあわせ、両親に向けて「こども料亭」にお出迎えするためのご挨拶を披露していただきました。その後、大竹氏より①和食文化を継承することの大切さ ②和食料理における水の大切さ ③和食料理の栄養バランス等についてお話しいただき、親子で和食についての学びを深めていただきました。

■料理体験
「筍ご飯」に使用するお米をプレミアムウォーターの天然水を使って研ぐ作業と大竹氏に捌いていただいたいわしで「いわしのつみれ汁」に使用するつみれを作る体験をしていただきました。子どもたちは初めての感触や匂いに驚きながらも興味津々で取り組んでいました。

■食事会
食事会では、「筍ご飯」と「いわしのつみれ汁」のほか、「金目鯛の幽庵焼き」、「かまぼこと分葱のからし酢味噌かけ」、「鶏肉とひじきの煮物」をご提供しました。イベント後にご家庭でも楽しんでいただけるよう、時短で簡単にできるレシピを大竹氏に考案いただきました。一流料理人がつくる本格的な和食料理ということもあり、子どもだけでなく、保護者の方々からも大好評でした。


■大竹氏への質問コーナー

食事会のあとは、参加者の皆さまから大竹氏への質問コーナーを実施しました。大竹氏には「料理人になろうと思ったきっかけ」や「野菜が苦手な子どもの野菜への興味の引き出し方」、「子どもでも食べやすいおすすめの魚料理」等、和食に関する様々な質問に答えていただきました。

<ご参加いただいた皆さまからのコメント>

お子さま:
「お米を研ぐのが楽しかった!」
「まぜまぜしたことと質問できたことが楽しかった!」

親御さま:
「子ども主体で進めるイベントですと、自主性もついて嬉しいです。また参加したいです!」
「おいしいお水だからこそ料理がとてもおいしく感じました!」


<東京児童協会について>
社会福祉法人東京児童協会は都内に24の認可保育園・認定こども園を運営しています。自分で考え行動ができるよう、子ども達に様々な体験や経験、機会を提供しています。その特徴のひとつに約40年前から実践する「食育」の活動があります。食育活動は、生活や健康に深く関わる「食」への興味・関心を引き出し、乳幼児という大切な時期に月齢に合った食事を取ることで、心身ともに健康を維持するためには必須。だからこそ食育活動における環境作りや体験などにも力を入れています。

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